膨乳レビュー/ぷにるはかわいいスライム 第2話(作:まえだくん)

一般向け漫画膨乳(breast expansion)膨乳レビュー

コロコロコミックで良い子の性癖が破壊されてしまう!!

作品紹介

タイトルぷにるはかわいいスライム 第2話
作者まえだくん
公開日2022/3
配信サイトコロコロオンライン(小学館)

スライムの「ぷにる」と中学生「コタロー」のラブコメディ。
コロコロという媒体でのラブコメ、しかも相手がスライムっ娘というのも目を引く作品。

「かわいい」と言われたいがためにアプローチをかけるぷにるの無垢さが魅力的。
ぷにるとコタロー、ボケとツッコミの距離の近さが眩しくも心地いいです。

作者さんのHPにPR漫画もあります。

膨乳

膨乳者

ぷにる(意志持つスライム)

ぷにるはかわいいスライム 第2話 5ページより
作:まえだくん、配信元:コロコロオンライン(小学館)

純真、天真爛漫、ぼくっ娘、幼馴染、意志あるスライム、と属性が過積載なヒロイン。
作り主のコタローに「かわいい」と言われるために行動するいじらしさと、
どこかズレた考えを堂々と披露する天然さが印象的です。
服のように見えるのは体の一部。なので

原案の読み切りはペンギン姿だったぷにる。
性別はないようですが今は女の子の姿。
コタローの恥ずかしがる様子からリサーチ力は案外あるのかも。

帽子、ロングヘア、ポーチ、スポーツウェアそしてスパッツ。
どこから服の情報を得たのか、実はコタローの趣味なのか。

加害者ぷにる自身
膨乳の動機かわいいと言ってもらうためアイドルを模した
膨乳方法自分の能力で体型変化
大きさの変化A:貧→巨(描写なし)
B:貧→爆
膨乳前後の流れA:登場時からすでに巨乳化
B:コタローのクラスメイトの要望で体型変化


ぷにるはかわいいスライム 第2話 2ページより
作:まえだくん、配信元:コロコロオンライン(小学館)

2話冒頭、すでに巨乳化した状態で登場。
1話では水道から学校に侵入したのに対して教室へは正面突破。
会話を盗み聞きして「かわいいと言ってもらえる!」と奮起したのでしょう。かわいい。

次のページで胸を惜しげもなく当てている様に積極性を感じます。頑張って欲しいです。

レビュー

純真さ

男の子と(見た目は)女の子という意識もなく皆と接する姿が魅力的。
無防備さに付け込み目の保養とすることへの罪悪感と、
彼女の望みが叶うよう応援したい気持ちが混ざって複雑な心境。何だか味わい深いです。

今後コタローを男の子として意識したらどう恥ずかしがるのか、どう受け止めるのか非常に楽しみ。

胸に無頓着


ぷにるはかわいいスライム 第2話 7ページより
作:まえだくん、配信元:コロコロオンライン(小学館)

男女の意識が薄いため胸を押し当てても触られても気にしない。
谷間に出来る皴まで再現しているのに恐らく本人は価値が分かっていない。
そんな隙がスライムとしてのキャラを立たせていて魅力的。
でも同級生の度胸には尊敬せざるを得ません。

一目で分かるデカさ。
手前に寄ったときは影と弛んだ形により圧迫感、圧倒感が強いです。
横から見たコマも頭ほどの大きさ、手で抱えきれきれないというのが見て取れてGOOD。

そしてぷにるとコタローの関係性。
本人が胸に無頓着なのに対してコタローがそれはダメだと守ろうとしている。
意識している、ホントは大切に想っているのが分かって尊いです。

同級生やコタローの反応から少年誌で性への興味をしっかりと描写していることが、
いけない物を教えているような背徳感を生み出しているような気がします。

一途さ


ぷにるはかわいいスライム 第2話 5ページより
作:まえだくん、配信元:コロコロオンライン(小学館)

努力の数々が見て取れるようで応援したくなります。
また同級生にかわいいと言われても反応せず、
あくまでコタローに言って欲しいというのが見て取れていじらしいです。

7年前~現在にかけてコタローの中の「かわいい」に合わせようと試行錯誤してるのがかわいい。
胸の件から察するに彼女自身も「かわいい」への理解がまだ浅いのかもしれません。

コタローは恥ずかしがってるだけだと思うので押せば多分勝てるぞ。がんばれぷにる。

総評

スライムな事を活かした、元の体型とのギャップ、爆乳のビジュアルの圧倒っぷりが目に留まります。
胸の大きさを通した同級生の直情的な反応、コタローのぷにるへのスタンスも効果的。
大きな胸の影や皴、カメラワークも少年誌寄りのエッチさに留めたいいバランスだと思います。

ぷにるの天然ボケ、コタローの激しいツッコミ、
スライムだからできる体を張ったギャグ、どれも勢いが良く面白いです。

嫌がりつつたまに恥ずかしがるコタローと押せ押せのぷにるの2人が微笑ましく、
とにかくかわいいの一言に尽きます。
互いを意識し始めるのを早く見たいような、それをやると最終回が近づきそうな……もどかしい。

外部リンク

作者さんのHP(https://maeda-lab.xyz/
読み切りの一部(https://maeda-lab.xyz/4564

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