作品紹介
タイトル | アマガミ -Various Artists- 2 |
出版社 | エンターブレイン 角川グループパブリッシング |
ページ数 | 160ページ |
発売日 | 2010/1 |
ISBN | 9784047262171 |
恋愛シミュレーションゲーム「アマガミ」のアンソロジー第2巻。
成年誌で活躍する方も参加されているためか、恋愛はもちろんのこと変態チックな話も充実。
膨乳がある作品は「大は小をかねきらない(作:歌麿)」
普段冷静なヒロインの慌てようやイチャイチャも堪能できる欲張りなお話。
現代社会、普通の洋服を着たままの膨乳がリアリティを感じさせてくれます。
膨乳
隠していた巨乳グラビアを見つけられた橘さん。
絢辻さんはお仕置きを兼ねたデートで絶叫マシンに連れまわします。
橘さんは彼女に違和感を感じたものの既に息も絶え絶え。
休憩のため、あるアトラクションに入るよう提案して……
加害者 | ファラオ (アトラクション:ファラオ謎の入口) |
膨乳の動機 | 不明 |
膨乳方法 | ファラオの呪い |
大きさの変化 | 普→爆 |
ファラオの呪いは原作でもあるイベント。
ヒロインごとに幼女化、犬化、ラーメン化(!?)などが起こる狂いっぷりが特徴です。
レビュー
アマガミ -Various Artists- 2 (エンターブレイン 角川グループパブリッシング)
43、49ページより「大は小をかねきらない(作:歌麿)」
膨乳直後。唖然とした空気感
膨乳前後の緩急が魅力的です。
唐突な膨乳、何が起こったかわからず呆然とした3コマ。
カメラワークも凝っており、下から、正面、上からと大きさの強調に余念がありません。
胸の強調に丸々1ページ費やしてからの大絶叫が非常に見もの。
普段からは考えられない狼狽っぷりに思わずニヤリとしてしまいます。
ピッチリと閉まっていたはずのアウターからはみ出る胸のアンバランスさ。
ほかにもファスナー上げようとして閉じれない、腕で隠そうとして溢れる、2人で腕組み柔らかく潰れる
など視覚的に大きさを体感できます。
ヒロインの巨乳に対するスタンス
絢辻さんの胸に対するモヤモヤも見どころです。
物話の起点は彼氏の巨乳グラビア好き。
そのため膨乳直後は慌てたものの、よく考えれば……とモジモジする絢辻さん。
あまり表に出ない好意の大きさが非常にかわいらしいと感じました。
総評
現代の洋服を着ての膨乳だからか、どことなく身近に感じられました。
緩急あるページ作り、カメラワーク、キャラの動作。
それぞれが胸の大きさを強調しているのもそれを後押ししています。
ファスナーを上げようと試しているコマが特にリアリティを感じて好み。
絢辻さんのデレも見逃せません。
信頼ゆえのキツめな言動と、少し不安がっている面のギャップが良い。
それに応える橘さんの主人公力も素晴らしいです。
電子書籍化されてないのが非常に惜しいです。
外部リンク
KADOKAWA公式HP:https://www.kadokawa.co.jp/product/200910000269/
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